Data Guide

入稿ガイド・データについて

印刷方法について

弊社ではオンデマンド印刷・オフセット印刷、2種類の印刷方法にて商品を製造しております

〇オンデマンド印刷

当サイトでは基本的にオンデマンド印刷で商品を製造いたします。
「デジタル印刷」とも呼ばれるトナー方式の印刷で、紙の上にトナーをのせて熱で圧着する方法です。
オフセット印刷と比較すると、トナー厚みの盛り感、インクのテカリ感を感じる場合がございます。折り曲げ部にトナーの剥がれが起こることがあり、この部分に濃い色やベタを使用する場合は、剥げ防止のためOPP加工をお勧めいたします。

〇オフセット印刷

最も一般的な、版を使用した印刷方法です。安定した品質で印刷が可能で、大量印刷に向いています。
当サイトでは同内容1商品当たりのご注文数が500個を超えるとき、色校正がより厳しいときなど、オフセット印刷を採用する場合がございます。
同内容1商品当たりのご注文数が500個を超えるとき、オフセット印刷に変更する場合がございます。

カットパスについて

〇カットパスデータ形式と保存

カットパスはベクターデータでの作成をお願いいたします。色などの指定はございませんが、デザインとは別のレイヤーに「カットパス」など、印刷データとは区別できる名称での保存をお願いいたします。

〇データ内容

1データ40パス以内、複雑な形状や鋭角を避け、滑らかな曲線での作成をお願いいたします。細く長い部分や鋭角を作成されますと、シールは台紙からはがす際のやぶれ、コースター類は強度の低下やカット時の印刷面剥がれのトラブルが起こりやすくなります。
また、カットには多少の誤差が生じる場合があります。カットパス付近に柄がある場合は、カットパス外側に23mm程度まで柄を入れてください。また、切れてはいけない部分とは2mm以上の間隔をあけたデータをご作成ください。

白版について

〇白版データの作成

クリアカード・クリアしおり・缶など、紙以外で素材色が白ではないものに印刷し透過を希望しない場合は、別途白版データが必要となります。透過させたくない部分のデータを黒1色でご作成の上、デザインとは別のレイヤーに「白版」など、他印刷データとは区別できる名称での保存をお願いいたします。白版でのデザイン表現も可能ですが、白はグラデーションに対応しておりませんので、ご注意ください。

RGB・CMYKについて

本サイトでは、RGBでのデータ入稿は受け付けておりません。必ずCMYKで作成したデータをご入稿ください。
RGBで作成した原色などのあざやかな色はCMYKで再現することが難しく、実際の印刷ではくすんだ印象の色となってしまいます。
特に青や緑、ピンク色は劣化する可能性が高く、くすむと印象が大きく変わる色であるためご注意ください。

〇RGB

パソコンやスマートフォン・テレビなど、ディスプレイで色を表現する発色方式です。
光の3原色といわれるRed(赤)・Green(緑)・Blue(青)で表現され、色が混ざるほどに明るくなる加法混色、すべての色が重なる部分は白になります。

 

〇CMYK

紙などの印刷物に使う発色方式です。
色料の三原色といわれるCyan(シアン)、Magenta(マゼンタ)、Yellow(イエロー)の3色に、3色では表現の難しいKey plate(黒)を足したもので表現され、色が混ざるほど暗くなる減法混色、すべての色が重なる部分は黒になります。実際にはCMYのインクだけできれいな黒色を再現するのが難しいために、黒がプラスされています。

インキ総量とリッチブラックについて

〇インキ総量と4色混合の黒

深い黒色をご希望の場合、CMYK4色すべて100%混色のご使用はされないようお願いいたします。この色は大量のインキを使用するため、インキの乾きが悪くなったり、印刷後紙を重ねた際に、裏移りしてしまう可能性があります。
黒の掛け合わせをされる場合は、リッチブラック(当サイト推奨はC60% M40% Y40% K100%)などをご使用ください。

 〇リッチブラックについて

深い黒色をご希望の場合、CMYKを掛け合わせたリッチブラックをご使用ください。当サイト推奨のリッチブラック数値はC60% M40% Y40% K100%です。
なお、細かな文字や抜き文字まわりのベタ等をリッチブラックで表現されますと、印刷時のわずかなズレでにじんだ印象となり、視認性が落ちるなど、意図しない結果となる場合がございます。通常の文字などはK100%の墨ベタ(※)での作成をお勧めいたします。

※画像の上の文字などは印刷時のブラックオーバープリント(次項で説明)の影響を受けます。文字下の画像が透けて見えることを避ける場合は、K100%にCMYいずれか1%追加した色をご使用ください。

オーバープリントについて

〇データ上のオーバープリント

データ上でオーバープリントの設定をされておりますと、印刷時意図しない結果となる場合がございます。データ上のオーバープリント設定は全て破棄いただき、内容をよくご確認の上でのご入稿をお願いいたします。データにオーバープリント設定がされている場合は、データの差し戻しをさせていただきます。

〇印刷時のブラックオーバープリント

印刷時、K100%(墨ベタ)の文字やオブジェクトなどのベクトルデータはブラックオーバープリント(墨ノセ)の処理をいたします。この処理により、画像などの上にのったK100%の文字やオブジェクト部分が透けて見えてしまうことがあります。
これを避ける場合は、K100%にCMYいずれか1%追加した色をご使用ください。

 

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